飽きさせずに研修をするには

講師の選定は慎重に行う事

社員研修を行うには講師が必要になります。テーマが同じてあっても、講師によって受講者の参加意識は変わりますし、研修内容の浸透具合も違ってきます。そのために、研修を設定する担当者は、誰を講師に立てるかを慎重に選ばなければなりません。
例えば、書店のビジネスコーナーで本が積み上げられ、人気になっている人を講師に立てれば良いかといえばそうでもないのです。文章を書く人と話ができる人は違います。受講者の参加意識は高まりますが、修了後は不満が出るものです。
講師を選ぶ担当者は講師の研修を一度は聞いておくことがベストです。これが出来なければ、テーマに沿った事例を講師がどれだけ経験しているのかを調べることです。飽きさせない講義のポイントは、一つのテーマに対して事例を最低3つの角度で話ができることです。

受講者を参加させる研修

研修で一番つらいのは座学で学ばせることです。学生時代は座学が当たり前でしたが、社会人は座学で学ぶという機会はありません。人間が集中して話しを聞いておれる時間は精々20~30分が限度です。従って、机に座って90分も講師が話し続けるとなれば、受講者は飽きるどころか地獄のような苦痛の時間を過ごすことになります。
そのために、講師は「受講者を参加させる研修」を行う事があります。これは受講者を意識的に、立たせる、歩かせる、書かせるといった行動を研修の中で行います。例えば、受講者の一人を指名して前に出て来てもらい、黒板に解答を書かせるといった簡単なことでも良いのです。次は誰に当たるかと思えば、受講者は緊張して講師の話しを聞くことになります。